年末年始のご案内
2017.12.27.15:47

今年も「目標を立てない」という目標を立てて一年間過ごしてまいりました。
なので達成できなかったことも何もなく(当たり前か)、ただただ新しく始まったことを歓迎し、お別れして行かれたお客様を惜しみ、何よりこのように淡々とwatotoを続けれていることを感謝しながらの日暮しでしたが、年末年始のお暇をいただく時期となりました。
年末年始のお休み 12/28(木)〜1/4(木)
皆さま、一年間 誠にありがとうございました。
年末年始は除夜の鐘をつくために実家に帰る予定です。
「除夜の鐘」
人間の闇の部分は「無明煩悩」と言われます。
自分について明るく無い。自分が考えていることに正しいことなんかない。自分が見る物の見方は常に間違っている。そして、その事に気づくきっかけすらない。そういう人間の内にある深い深い闇を、「夜」と例えてあります。除夜とはその夜(闇)を除くということです。除くにはまず闇を闇と知らされなければいけません。それを覚知させるものを鐘に例えてあるのです。ゴーンと聞こえるたびに自分の暗闇にであう。「ああそうであった。自分は常に正しいというところに立って、人を裁き続けていた」と。他人の闇ばかりをつつき通しの自分の闇が垣間見える。
しかし、残念ながらこの自分の闇たる無明煩悩は除くことができません。 でも自分の煩悩を見せつけられると「そこに甘んじてばかりではいけない」という心を起こさせられるものです。「はずかしい」という形で。
この「はずかしい(天にはじ、人にはじる)」という心が、人間を鬼にせずに人間に戻させる大切な心なのだと言われます。
それにしてもタイガ。悟っている顔……。
*ちなみにタイガは実は大我(仏語。真如の永遠なる自在の働き。狭い見解や執着から離れた自由自在の悟りの境地。⇔小我)。タイガースファンと説明をした皆様すみませんでした。嘘ではないのですが本当の根拠はこちらです。犬に教えられること多いですからね~。