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麗らかな春に死を憶う

2013.04.04.19:25

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八十歳まで生きる人は、80回しか桜をみれません。
僕はもう、43回もみたなぁ。あと何回みれるかわからないし、最後かも知れないし。
そう思うと、今年の桜も格別です。

お釈迦さんは弟子に「死なない方法がありますか?」と尋ねられて、「あります」と。
なんだと思いますか?

「生まれないことです」

はい。僕たちは手遅れ。もう生まれてます(笑)


世の中に「絶対」なんてことはないと思いますが、「死ぬこと」だけは、絶対「私に」起こることです。
間違いなく起こる「死ぬこと」を真剣に考えなくて良いんでしょうかね、われわれ。
やつは急にやって来ますから、きっとこのままでは慌てますよね。。。
こんなこと起こって欲しくないけど、お参りにいくとたまにあります。お子さんに先立たれる親御さん。必ずしも順番通りにいかないのがこの世のありようです。

死の間際に「お父さん、死んだらどうなるの?」って聞かれたら、ちゃんと答えられますか?
僕は自信がない。。。

日が沈むまで遊びに夢中のこどもたち。夜になると帰る家があるから、安心して夢中になれる。
楽しい旅行も、帰る家があるから存分に楽しめる。
僕らの人生も同じだと思います。

帰る場所がハッキリすれば、力一杯、今の命を生きて、「さらばお先に、あとは頼んだ!」と、いのちの根源の世界に身を委ねていけるんじゃないかな。そのためにも「死」向き合って生きる事が、安心の人生のスタートを切るに欠かせない事と思われます。

「死」キチンと意識しつつ生きる「生」。
この事ができるようになると、例えば仲がうまくいってない誰かさんとも、「この世でたまたま出遇ったしばしの間のご縁」なんだからと思え、しょうもないことで目くじらを立てなくて済むようになるのかも。だって、吐き捨てた「馬鹿たれ!」という言葉が、その人に放った最期の言葉になる可能性は、いつもあるんですから。

かのスティーブ・ジョブズ氏も17歳の時に次の言葉に出会って感銘を受けたそうです。
「毎日、今日が人生最後の日であるかのように過ごしなさい。そうすれば、いつかひとかどの人物になれる。」
この日から毎日、今日が人生最後の日としたらと鏡の前で問いかけたそうです。そうするの本当に大事なことだけが残るんだと仰っています。


最後に自分への戒めとして。
であいとわかれを繰り返す日々。
誰かに「サヨウナラ」をいう時はいつも、「これが最後かも」と心に留めて、丁寧にお別れをしていきたいです。そうすれば、また会えた時の嬉しさ百倍。

今年も桜を観れた悦びと同じように。


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