作灯家 Yu Kawai ワークショップ "やみのふるさと"

2016.06.23.21:00

惠蛄 春秋を識らず、
伊虫 あに朱陽の節を知らんや (教行信証)

〜〜〜〜〜〜

夏に地上に出て夏に死んでゆく蝉(惠蛄)は春や秋を知らない。
夏しか知らないということは、裏返しに言えば、夏の他の季節との際立った差異を知る由がないということ。
つまり、蝉は夏(朱陽の節)の夏たるを知らないということです。
自覚ということの問題点の指摘です。

闇と光の関係も然り。
光を得て初めて自分が闇にいたことを知る。
物が見えて初めて今まで物が見えていなかったことを知る。
光が届けば届くほど自分が内部に暗黒を抱えていることを知らされる。
そして闇を恐れてはいけない。

星の輝きを見ることができるのは暗黒の時間帯のみなのだから。

作灯家・Yu Kawai氏との出遇いは、間違いなく僕に新しい視野をもたらしてくれました。
今回のろうそくをいっしょに作るワークショップで、皆様にも是非彼のたましひに触れていただくことをお勧めいたします。

下の写真は当日作っていただく蝋燭とほぼ同等のサイズのものです。
写真の色はイメージで、当日皆様に自由に作って頂きます。

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コメント

僕のロウソク制作はいたってエエ加減で、厳密にロウの温度を管理したり、材料の分量を計測したりはしません。このエエ加減なスタイルで14年ほどロウソク作りを続けています。すべては”エエ塩梅”かどうかでしかありません。
だけどロウという素材はとても繊細で、少しの扱いの違いでエエ感じにもアカン感じにもなります。その辺の微妙な感じを知るにはきっと一回では難しいでしょう。こんなスタイルでやってきたので、ロウソク作りのイロハを教わりたい人には怒られてしまうかもしれません。でも僕が大切にしていることは、作ることよりもそれをどう使うかということだったりします。ロウソクというものは結局は道具です。
日常をほんの少しだけ暗くしてくれる道具です。
暗闇の中でしか見つからないものを少しだけ教えてくれる道具です。
そんな話も交えながら、ワークショップを開きます。

Yu Kawai

. . .

参加される方には、一つ持って来てもらいたいものがあります。
大切にしている本か音楽(CDなどの音源)
その理由などシェアしながら制作を進めていきます。

. . .

場 所 : cafe watoto
日 時 : 7/14日
参加費 : 4000円(材料費込み)+1オーダー
制作するロウソクは直径10cm×高さ20cmのものです。(通常は6000円で販売)
時 間 : 14:00〜16:00
定 員 : 10名
持ち物 : エプロンor汚れてもよい格好 / 好きな本か音楽
(汚れる作業ではありませんが、ロウが飛ぶ可能性があります)
(お渡しは7/15日以降になります。郵送をご希望の場合は別途送料が掛かります)

ご予約 : cafe watoto / 福井県小浜市忠野9−14 でんわ / 0770 56 3893

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Yu Kawai 作灯家
2003年より制作を開始。
各地での個展やエキシビションを展開しながら、暮らしと灯のつながりをもとめて現在は岐阜県に在住。
灯りによって、多くの人たちと生きた場作りを続けています。

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プロフィール

cafe watoto

Author:cafe watoto
福井県小浜市
忠野9-14
電話:0770-56-3893
定休日:木・日・たまに土
時間:11:30〜18:00
→ 営業カレンダー

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